生まれ年・誕生年ワイン・年号ワインを、大切な人の記念日に！

最終更新日　：　 2015年04月13日 　

ワインのおつまみ

高級なワインを大切な人と楽しむために、
ワインだけじゃなく、ワインに合うおつまみの知識も付けておきましょう。

ワインとおつまみの相性

味の傾向を合わせることが重要です。

重厚で深みのある赤ワイン（つまり、こってりしている）には、しっかりとして濃厚な味の肉が合います。
また、さっぱりすっきりの白ワインには、さっぱり味の魚料理が合うと言われています。

甘口のワインには、甘いおつまみ、酸味の利いたワインには、すっぱいおつまみが合います。

こってり肉には、ワインも負けないくらいにこってり赤ワインを。
すっきり魚には、ワインもあまりパンチのないすっきり白ワインを。

ハム・サラミ

年号ワイン・生まれ年ワインは、長時間の熟成をしていますので、渋みもあり濃厚な味わいをもつフルボディワインと呼ばれます。タンニンが多く含まれた、しっかりとした濃い味わいのある赤ワインと合うのは、油のきいたサラミやハムが釣り合うおつまみとなります。

チーズ

（１）　フレッシュチーズ　（モッツァレラ・クリームチーズなど）

熟成をさせていないチーズで、持ち持ちとした柔らかなものやペースト状などがあります。クセがありません。
→フルーティで軽めの赤（ガメイとか）、フルーティで果実実豊かな白（リースリング・ソーヴィニオンブラン）

（２）　白カビチーズ　（カマンベールなど）

表面にしろカビの菌糸を植えて熟成させたチーズ。外から中に掛けて熟成が進むためぬ地側は柔らかなチーズに。
→長期間寝かせた年号ワイン、タンニンがあり、香りもしっかりした赤（メルロー・カヴェルネソーヴィニオン）

（３）　青カビチーズ　（ゴルゴンゾーラなど）

アオカビを中に埋め込み、内側から外側に熟成させたチーズ。ピリっとした風味を持ち、濃厚で塩味の利いた香が特徴。
→長期間寝かせた年号ワイン、甘口で濃厚な味わいの白（ソーテルヌ）

（４）　セミハードチーズ　（ゴーダチーズなど）

作る過程で圧力を加え、水分を搾り出して固く仕上げたチーズ。クセの無いマイルドな風味で日本でも一般的である。
→あまり濃厚でないミディアムボディの赤かあっさりしたライトボディの赤（ピノノワール等）

（５）　ハードチーズ　（パルメザンチーズなど）

セミハードチーズより、さらに水分を搾り出したチーズ。熟成期間が長いので、濃厚な味と固さを持ったチーズである。
→長期間寝かせた年号ワイン、タンニンが豊かな赤ワイン（サンジョベーゼ・メルロー）、白ワイン（シャルドネ）

オリーブ

フランス・イタリア・スペインなど、地中海沿岸部では、オリーブを作るのに適した気候です。
また、酸味の強い赤ワインには、すっぱいオリーブが合うのも理屈に合っており、ヨーロッパでは、ワインのつまみとしてオリーブは、欠かせないものとなっています。

酢漬けのオリーブで、種があるもの、種を取ってニンジンを中に詰めたもの、アンチョビと一緒にしたもの、
どれを取っても最高に美味しいです。小皿に入れて、横に爪楊枝を添えて、味わいましょう。